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富田林市の整形外科・耳鼻咽喉科。医療法人誠樹会 宮田医院です。

電話でのお問い合わせはTEL.0721-29-2387

〒584-0083 大阪府富田林市小金台1-11-26

病気Q&A

くび、肩

Q:肩こりとは何?
A: くびから肩にかけての重だるい感じ(症状)のことで、肩こりという病気があるわけではありません。 肩こりを感じている筋肉には筋肉がこり固まった(短縮)ケースと伸び切ってピンピンになって硬いケース、筋肉以外の病気が原因で肩こり感を感じている場合があります。 伸び切っているケースでは寝転んで肩の筋肉をやさしく揉むと柔らかいです。伸び切っているケースにはマッサージは効果なく、筋肉を収縮させる運動が効果あります。また筋肉以外の病気には、頸部神経根症、更年期障害、狭心症、肺ガン、顎関節症、胆石などがあります。

Q:マッサージをしても肩こりが治りません。どうしてですか
A:
マッサージは、こり固まった筋肉をほぐして治す手技です。肩こりを感じている筋肉には筋肉がこり固まった(短縮)ケースと伸び切ってピンピンになって硬いケース、筋肉以外の原因で肩こり感を感じている場合があります。 伸び切っているケースでは寝転んで肩の筋肉をやさしく揉むと柔らかいです。伸び切っているケースにはマッサージは効果なく、筋肉を収縮させる運動が効果あります。具体的には、肩甲骨を上に引き上げて内に寄せて下ろす、バンザイして肩甲骨を上げるなどです。また、頸部神経根症による肩こりなど筋肉以外に原因がある病気の時もマッサージは効果ありませんので、その病気に応じた治療を行うとよくなります。

Q:肩こりがつらいです。どうしたらいいですか
A:
単なる肩こりではなく、病気の可能性が高いです。肩こりを引き起こす病気として、頸部神経根症、狭心症や肺ガン、更年期障害など、首肩と関係のない病気もあります。つらい肩こりの原因として、頸部神経根症が多いです。肩こり症状を起こしている病気を診断し、それに適する治療が必要です。

Q:
姿勢や作業が原因の肩こりには、どんな体操が効きますか
A:
肩甲骨を動かす体操が効果的です。具体的には、肩をすくめて肩甲骨を挙上して肩甲骨を内側に寄せる、バンザイしてさらに肩甲骨を挙上する、壁に手をついて腕立て伏せをするなどです。

Q:肩こりを起こす整形外科の病気にはどのようものがありますか
A:
首肩の筋肉由来の頚肩部筋筋膜症、頸椎椎間関節症、頚椎椎間板ヘルニア、頸部神経根症などがあります。つらい肩こりの原因として多いのが、頸部神経根症(首の神経痛)です。

Q:首肩から腕にかけて痛みます。
A:頸部神経根症の可能性が高いです。首の骨(頸椎)の中に脊髄という大事な神経が通っています。脊髄から8本の頚神経が出てきており、出たところを神経根と言います。神経根に日々の姿勢の影響や頚椎椎間板ヘルニアなどによって炎症が生じると、首肩や腕などの部位に痛みが生じます。しびれを伴うこともあります。8本の頚神経はそれぞれ関連する筋肉があり、関連する筋肉の力が落ちていることが多いです。8本のうち第6頚神経根に問題が生じることが多く、この場合、肘を曲げる力と手首を背屈する力を調べると弱くなっていることが多いです。神経の炎症を鎮める薬で改善することが多いです。これでダメなら、神経根ブロック注射を行います。

Q:寝違えって何ですか?

A:寝違えとは、寝て起きたら首が痛くて動かせなくなった状態のことで、複数の原因があります。大人に多いのが、首の神経を押さえるような体勢で寝ていたために神経が炎症を引き起こす頸部神経根症です。首から肩にかけて強く痛み、首を全く動かすことができない方もおられます。子供に多いのが、首の骨の1番目と2番目の骨が少しズレる環軸椎回旋位固定で、首を傾けて動かしにくくなっています。また、風邪をひいて首のリンパ節が腫れたために頚が痛くて動かせなくなっていることもあります。寝違えてもすぐに楽になれば大丈夫ですが、強い痛みが長引いたり、首が傾いたまま動かしにくい場合は、整形外科を受診してください。

Q:手指がしびれて使いにくく、字を書いたり箸を使ったりがしにくくなっています

A:頚髄の病気、頸椎の神経の通り道(脊柱管)が狭くなっている頸部脊柱管狭窄症の可能性が高いです。MRI検査をして診断します。まず薬で治療しますが、手足の動きに支障がある場合には手術を行います。

Q:むち打ち(外傷性頚部症候群)とは?

Aいわゆる“むち打ち”は、追突や衝突などの交通事故によって起こった頚部外傷の局所症状の総称です。受傷時に首の神経、頸椎の関節、頸椎椎間板、頸部の筋肉などどこにストレスが加わったかによって症状が異なります。 むち打ちを頸椎ねんざと決めてかかると治りにくくなります。丁寧に神経所見を調べると、肘を曲げる筋力と手首を背屈する筋力が低下していることが多く、神経がダメージを受けたむち打ちであることがわかります。この際には、神経のダメージを治す薬が有効です。

肩関節

Q:腕を上げたり、後ろに回したり、ズボンを上げたりすると痛くて、それ以上動かすことができません

A:いわゆる50肩で、医学的には肩関節周囲炎、凍結肩、拘縮肩といいます。関節には動く範囲(関節可動域)がありますが、本来の可動範囲が狭まってそれ以上動かすことができず、その範囲を超えて動かしたときに痛みます。軽症の方は、自然に治ることもありますが、中等度以上の場合には、関節可動域訓練などリハビリ治療が必要になります。肩関節の動きが改善すると痛みもよくなっていきます。

50肩の場合、痛いから動かさないようにするのではなく、固まって痛くなっているから動かせて治すと理解して動かすことが重要です。

Q:腕を上げることができません

A:腕を上げる筋肉が麻痺している場合と腕を上げる筋肉が損傷している場合、肩関節の可動域が狭まっている場合、痛みがあってそのために上がらない場合があります。

肩関節の可動域が狭まっている場合は、他動的に腕を上げると途中で動かなくなります。

痛みがあってそのために上がらない場合は、腕を上げようとすると痛みで上げることができません。脳卒中、首の神経麻痺、腋窩神経麻痺など腕を上げる筋肉が麻痺している場合、神経の検査で判明します。腕を上げた時痛みなく真上まで上がり、神経に異常がない場合、腱板損傷の可能性があります。

Q:腱板断裂(損傷)とは

A:腕を上げるために重要な筋肉に、棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋があり、それらの筋肉の腱部分が集まった部位を腱板といいます。腱板が損傷すると腕を上げにくくなります。腱板が損傷していても腕を上げることができる方も多くおられます。まず、リハビリで損傷があっても腕を上げることができるように治療します。リハビリしても腕が上がらず、日常生活に支障がある場合には、手術で腱板を修復します。

Q:急に激しい肩の痛みが出て、腕を上げることができません

A:腱板内石灰沈着症の可能性が高いです。レントゲン撮影すると肩関節周囲に石灰像が見られます。ブロック注射、石灰吸引、炎症を鎮める飲み薬で治療します。

Q:物を持ったり、タオルを絞ったりすると肘の外側が痛いです

A:上腕骨外上顆炎、いわゆるテニス肘の可能性が高いです。手首を背屈して力を込めると痛みが強くなります。脇が空いていて、親指と人差し指中心に物を持つと肘の外側にある筋肉やスジに負担がかかって痛みます。テニスのバックハンドで痛みます。脇を締めて(肘を肩よりおへそに近づける)小指と薬指中心に物を持つようにすると痛みにくくなります。

腕に巻くテニスエルボーバンドや塗り薬、EMS治療を行います。痛みが強い場合には、上腕骨外上顆にブロック注射を行います。ブロック注射後、即座に痛みが消えますが、1時間ほどで痛みがぶり返してしばらくして痛みが消える方がおられます。1回で治るケースと数回ブロック注射を要する場合があります。

Q:ボールを投げたり、重いものを持ったりすると肘の内側が痛い

A:肘の内側にある上腕骨内上顆付着する尺側手根屈筋の痛みの可能性が高いです。筋緊張を緩めるEMS治療、塗り薬湿布が有効です。掌を上向け肘を伸ばして、手首を背屈させるストレッチが効きます。

手・指

Q:指がひっかかります 曲がったまま伸びない 

A:ばね指という指の腱鞘炎の可能性が高いです。腱鞘とは腱が通るトンネルのことで腱が方向を変える部位にあるため、こすれて炎症を起こしやすいのです。

指を反らすストレッチや塗り薬、炎症を鎮める飲み薬や腱鞘内注射で治療します。それでも治りが悪い場合、手術を行います。エコーを利用した通常の切開せずにできる手術もあります。

Q:親指を動かすと痛みます

A:親指を掌の中に入れて握り、小指側に手首を傾けたときに痛みが強くなる場合、親指を伸ばす腱の腱鞘炎(ドケルバン病)の可能性が高いです。手首と親指の第2関節(MP関節)文章を入力してください。

の間にある第1CM関節が痛む場合もあります。どちらも親指を広げるサポーターやブロック注射、炎症を鎮める飲み薬が有効です。

Q:突き指しました。どうしたらいいですか

A:突き指とは、指をついてケガしたというケガの仕方です。指をついて、何にもなっていないこともありますが、脹れて痛い場合には、骨折、脱臼、軟骨損傷、腱断裂、靭帯断裂等引き起こしている恐れがあります。痛みが強い、動かしにくい、内出血している場合には整形外科を受診し、正しい診断の上治療を受けてください。

Q:指がしびれます

A:色々な病気で指がしびれます。糖尿病末梢神経炎では両手指と両足指がしびれます。

親指から中指3本と薬指の親指側半分だけしびれる場合、正中神経の病気である手根管症候群の可能性があります。手の背側同士を合わせて100数える間にしびれが強くなればさらに可能性が高いです。

薬指の小指側半分と小指がしびれている場合、尺骨神経の病気である肘部管症候群の可能性があります。肘の内側を指先でトントンと叩くと指先にビンビンと響けば可能性が高いです。そのほかに首の神経由来、脳神経由来、胸郭出口症候群等によってしびれが出ることがあります。

Q:指の第1関節(DIP関節)が太くなって痛いです。

A:へバーデン結節いう病気の可能性が高いです。関節マチではDIP関節に異常が生じません。


原因は明らかではありませんが、親子でまたは兄弟でへバーデン結節の方がおられるので遺伝の可能性が高いです。生まれつきの素因に指に負荷をかけたり、女性ホルモン不足、微小な慢性炎症が拍車をかけるようです。へバーデン結節の方の2割の方が第2関節(PIP関節)の脹れや痛みを伴います。これは、ブシャール結節といいます。

腰・骨盤

Q:ぎっくり腰って何ですか?

A:短期間のうちに急激に生じた腰痛でいろいろなタイプがあり、ぎっくり腰という腰痛があるわけではありません。椎間板性、椎間関節性(背骨の関節)、仙腸関節性(骨盤の関節)、筋筋膜性などがあり、高齢者の方がぎっくり腰になった場合、7割が背骨の圧迫骨折だという報告があります。また、大動脈解離、尿管結石、十二指腸潰瘍などでも急に腰痛を発症することがあります。ぎっくり腰のタイプによって治療方法が違います。早く治すには正しく診断して、それに適した治療をすることが大事です。

Q:どうして腰が痛くなるのですか

A:腰だけに限りませんが、どんな使い方しても壊れないパーツはありません。腰に過度の負担がかかる作業、腰に悪い動作、悪い姿勢、不十分な筋力、柔軟性不足などが原因で腰が痛くなります。同じ動作でもよい姿勢で行うと腰痛にならないが、悪い姿勢だと腰痛になります。正しい姿勢で腰にとって負担のかからない動作を行い、それがうまく実行できる筋力(体力)や柔軟性(動きやすさ)を確保できるよう日々のメンテナンスが大事です。

Q:腰が痛い時は安静が一番ですか

A:腰痛には色々な原因があります。それらは、安静で良くなる腰痛(無理しないで大事にする)と動かすことでよくなる腰痛に分かれます。骨折や椎間板損傷、脊椎の感染の場合には安静にして動かさないで治します。しかし、多くの腰痛は、関節や筋肉がこわばって痛んでいるので、上手に動かすことで動きやすくなると痛みも治っていきます。ぎっくり腰や骨折でも痛みが和らいで動けるようになったら動いて治すことがガイドラインでも推奨されています。

Q:腰痛予防に有効な筋力トレーニングは?

A:背すじを伸ばして膝がつま先より前に出ないようにおしりを後ろに引きながら腰を下ろすスクワット、 お腹を引っ込めるドローイン、頭から踵まで真っすぐにした状態を保った腕立て伏せ、肘と膝をついた四つ這い体勢から手と足をクロスにあげて体幹をぐらつかせないエルボーニーがお勧めです。

Q腰痛予防に有効な柔軟体操は?

A:当院で勧めている骨盤、背骨体操を紹介します。

@     両膝を立てて、両手で膝の裏を引き寄せて胸に近づける
人差し指中指が下腿、薬指小指は大腿に当てて、膝の角度は90度以上を保つ。
息をはきながら引き寄せ、はききったら戻す。これを左右交互に5回行う  

        

A     踵を反対の脚の膝下に置き、お尻を上げて骨盤背骨を回旋する。股関節は60度曲げる。左右交互に5回 

      

   うつぶせになり、手で肩を上げて、お腹は引っ込める。10-15秒を3-5
          

Q:腰椎椎間板ヘルニアとは

A:腰椎と腰椎の間にある椎間板に日々の生活の繰り返し負荷が加わって、椎間板にひびが入り腰痛が生じます。ひび割れから椎間板の一部が飛びだして腰椎の中を通っている神経にあたり、当たった神経が炎症を生じるとその神経に関わるお尻から脚にかけての領域に痛みが生じる病気です。

お尻から脚の痛みは、炎症を鎮める薬や注射でよくなり、飛び出した椎間板は、数か月で徐々に小さくなるので、9割強の方が手術せずに治ります。

椎間板ヘルニアの最初の時には、椎間板のひび割れに対して適切な固定(当院考案のダブルコルセット)や腰椎に負担のかからない動作をすれば、2-3週間で治ります。それを怠り、無理な動きをしていると、治るべき 椎間板が中途半端な癒合状態となり、腰痛が長引き、再発しやすくなります。

Q:腰部脊柱管狭窄症とは?

A:腰骨(腰椎)の中に神経が通るトンネル(脊柱管)があります。この脊柱管が加齢による変形や骨折などで狭くなり(狭窄)、神経症状を引き起こす病気です。

脊柱管は、背中を反るとさらに狭くなり、屈むと広くなるので、座っている(腰が丸まっている)時は無症状で、立ったり歩いている(背中が伸びてやや反る)時にお尻から脚にかけて痛みやしびれが出てきます。特徴は、歩きだしてしばらくするとお尻から脚が痛くなって歩けなくなり、しゃがんで一服すると痛みがとれてまた歩けるようになる間欠跛行です。腰部脊柱管狭窄症の多くは、飲み薬やブロック注射でよくなりますが、一部の方は手術が必要になります。

Q:骨盤の歪みやズレってどうなっているのですか

A:医学的に言えば、左右の仙腸関節がバランスよく左右均等に動いていない機能異常です。これを昔の整体師が皮膚の上から骨盤を触れて異常を感じて、骨盤の歪みとかズレていると表現したのでしょう。今では仙腸関節があってどのように動いているか、どうすれば動きが良くなるかわかっています。仙腸関節の動きを改善する方法としてAKA博田法が有効です。自宅でできる骨盤体操も効果があります。骨折などの外傷で骨盤が歪んでいる方でも腰痛がない方がたくさんおられます。形の歪みが問題ではありません。

Q:仙腸関節って何?

A:骨盤は、仙骨と左右の寛骨の3つの骨で構成されています。仙骨と寛骨は後方部で左右の関節で連結していて、この関節を仙腸関節といいます。仙腸関節は、数oしか動かないので、肘関節や股関節のように見て動きを確認することは難しいです。仙腸関節は体の要の部分にあり、多くの動作に関連しているので、仙腸関節の動きが悪くなると動作がしにくくなり、極端に動きが悪くなると動き初めに腰痛などを引き起こします。


Q:腰痛にAKA-博田法が有効と聞きました。どんな治療ですか?

A:骨と骨の間が関節で、骨同士をつなぎ留めている関節包があります。関節包の中で相接する関節面の動きに異常が生じると、関節に痛みや動きにくさが生じます。AKA-博田法は、関節包内での関節の動きを正常化させて、痛みなく動きやすくする治療方法で、全くと言っていいほど痛みのない治療方法です。 当院の宮田重樹は、AKA博田法の指導医です。

腰痛の原因として仙腸関節はとても重要です。しかし、仙腸関節の診断治療が適切に行われていないため、色々治療しても治らない腰痛が多く見られます。今まで治らなかった仙腸関節由来の腰痛にはAKA博田法とても有効です

股関節

Q:股関節が痛い

A:股関節付近が痛い時、股関節自体が原因の場合と周囲のパーツが痛み原因の時と離れた神経が痛みの原因である場合があります。股関節自体の痛みとして、変形性股関節症、関節唇損傷、股関節炎等があります。股関節周囲のパーツが痛み原因として、筋肉・スジや仙腸関からくる痛みがあります。離れた神経の原因として腰椎椎間板ヘルニアなどがあります。 痛みの原因を明らかにし、それにふさわしい治療をすれば、痛みは良くなります。

Q:変形性股関節症とは?

A:股関節の軟骨がすり減り、関節が変形して痛み、股関節が動きにくくなる病気です。

レントゲン撮影すると、軟骨がすり減っていて関節の隙間が狭くなっています。

生後間もない頃に股関節が脱臼していたり、5才前後にペルテス病を患っていたり、スポーツや過体重で股関節に負担がかかっていることで発症しやすくなります。軟骨がすり減っていても、リハビリをしたり炎症を鎮める飲み薬で良くなることが多いです。それでも痛みが強い場合、人工関節に入れ替える手術をします。最近の人工関節は優秀で20年以上耐久性があります。

Q:子供が朝起きたら脚が痛くて歩けないという

A:小児の単純性股関節炎の可能性が高いす。年齢が低いと、股関節付近ではなく膝あたりが痛いと言うとがあります。股関節を曲げて膝を外に倒すと痛みがあり広がりにくくなっています。 エコーで調べると関節液が多くなって関節炎であることがわかります。

自然に治ることが多いので、痛いという期間は自宅でゆっくり過ごしてください。

ひざ

Q:走ると膝の前方部が痛い

A:膝のお皿(膝蓋骨)とその下にある膝蓋腱の付着部の炎症による膝蓋腱炎の可能性があります。膝蓋骨の下に指を潜り込ませて押すと痛みが誘発されます。患部に負担をかけないように膝蓋骨を引き下げるようにテーピングすると痛みが緩和されます。太腿の前と後ろの筋肉のストレッチも有効です。EMS治療や塗り薬で治療してもなかなか治らない場合には、ブロック注射を行うと痛みは改善します。

Q:変形性膝関節症とは?

A: ひざ関節の軟骨がすり減り、関節が変形して痛み、膝関節が動きにくくなる病気です。

レントゲン撮影すると、軟骨がすり減っていて関節の隙間が狭くなっています。しかし、軟骨がすり減っていても、半数以上が膝に痛みがありません。痛みの原因は、関節の炎症や関節周囲の筋肉やスジで、それに対して膝痛に対するリハビリを行い、炎症を鎮める飲み薬を飲むと痛みが軽減します。スジの痛みには、ブロック注射やハイドロリリース注射も有効です。それらを駆使しても痛みがつらい場合には人工関節に入れ替える手術をします。手術をすると痛みが軽減します。ただし、手術をしてもやるべきリハビリをしなければ、残念な結果になってしまうことがあります。

Q:膝関節を捻って痛いです

A:膝関節のねんざで損傷する部位が、半月板、前十字靭帯、内側側副靭帯など複数あります。

前十字靭帯の場合、手術で靭帯再建します。半月板の場合リハビリ等で治療しても良くならない場合手術します。内側側副靭帯は、装具とリハビリで治療します。

足首・足

Q:足首をねんざして痛い

A:足首を捻った時にねんざといいますが、この時に足首の靭帯が切れている場合、骨折、脱臼していることがいます。医学的にねんざ(捻挫)とは、関節の靭帯損傷のことです。

押さえて痛い部位や関節のぐらつき、エコー検査で靭帯に損傷があるか診断します。靭帯損傷がある場合、軽傷ならテーピング、重症ならギプス固定します。

Q:外反母趾とは

A:足の親指の付け根の関節(母趾MP関節)が内側に突出した変形です。第1中足骨と基節骨の成す角度が20度以上になった場合外反母趾と定義されます。痛みを伴う場合と伴わない場合があります。痛みを伴う場合、炎症を鎮める飲み薬やインソール、外反母趾サポーターで治療します。足指の間に手指を入れて回したり、タオルギャザー、足指グーパー体操なども効果的です。変形が進行すると、足指で踏ん張りがきかなくなり、歩行に支障が生じます。この場合には、手術で足指を真っすぐにします。

Q:足が痛い

A:足のどこが痛いか、詳しく調べることで痛みの原因を診断することができます

診察は圧痛点や痛みの局在、荷重位での足の変形などを調べます。

それぞれの要因にあった治療をすれば良くなります。

Q:足首のくるぶしの下が痛い

A: 足首のくるぶしの下には、距骨と踵骨の関節(距踵関節)があります。立った時に踵骨が内側に傾斜して偏平足になる外反偏平足の場合、足首のくるぶしの下が痛むことが多いです。足の縦アーチを保つアーチサポートが有効です。

Q:こむら返りに良くなります。どうしたらいいですか。

A:こむら返りはふくらはぎの筋肉が急に痙攣して(強い収縮状態)しまう状態で、とても痛いです。筋肉が疲れた時や冷えた時になりやすいです。なったときは。足指を反らせて足首を背屈させてじっとしていると収まります。薬として、芍薬甘草湯68番が、有名で即効性もあり有効です。年をとると頻回につりやすくなり、その時には黄耆建中湯98番が有効です。

全身の症状

Q:年と共に歩きにくくなり、こける心配が強くなりました。どうしたらいいですか。

A:年と共に足腰が弱くなって歩きにくくなった初めの時期をロコモティブシンドローム略してロコモといいます。足腰だけでなく心も弱り社会的にも弱って1人での生活が困難になる前段階をフレイルといいます。ロコモフレイルの時期に対策を講じれば、またしっかりと歩けるようになります。こけるのが不安で動かないようにすると益々足腰が弱って、近い将来寝たきりになってしまいます。お勧めの運動がロコトレです。ロコモフレイルとわかれば、頑張って元気に歩けるようにトレーニングしましょう。

詳しくは、You Tubeでロコトレ教室2020SLOCと検索すれば、ロコトレのやり方を確認することができます。ぜひ、試してください。

Q:年をとったらどうして動きにくくなるのですか

A:年とって動きにくくなった方の体の特徴があります。それは、体が固い、筋力低下、バランス力低下、持久力低下、背中が曲がって丸くなるです。若い方でも体が固い方がおられますが、その場合筋肉が固くなっていることが多く、ストレッチを勧められます。高齢者の場合、体幹の関節(背骨の関節、骨盤の関節、肋骨の関節、肩甲骨)が固まっているので、ストレッチより関節を動かす運動が有効です。年と共に筋肉量が減少して筋力が低下しますが、それ以外に筋肉自体の力を出し切る能力(筋出力)が低下しています。年をとってから筋肉量を増やすことは至難の業ですか、頑張って力を出そうと訓練すれば、筋出力が上がって短期間に筋力が向上します。高齢者が歩行時ふらつくのは筋力不足よりバランス力低下の影響が大きいです。バランス訓練がとても重要です。持久力が低下すると何かしてもすぐにしんどくなっったり足腰がだるくなったりします。持久力を回復させる運動が必要です。背中が曲がると、動きにくく呼吸もしにくく、背中や腰が痛くなり、バランスもとりにくくなります。背中を伸ばす柔軟体操が必要です。

Q:年をとったら体を大事にした方がいいですか。運動した方がいいですか

A:例えば、無理しないで体を大事にして家でゆっくし暮らした70才と、頑張って動いた70才のどちらが5年後元気でしょうか。誰もが頑張って動いた高齢者と答えるでしょう。

しかし、高齢者になると本人だけでなく家族も無理しない方がいいと思ってしまいがちです。年をとったら若い時と違って運動しないと元気に動ける体を維持することが難しくなります。運動している高齢者は若々しいですが、家でおとなしくしている高齢者は老けています。

Q:年をとっても元気に歩き続けるにはどんな運動をすればいいですか。

A:ロコトレがお勧めです。ロコトレは、スクワット、片脚立ち、ヒールレイズ(つま先立ち)、フロントランジの4つです。すべての運動は、上手にすれば痛みなく効果がありますが、下手にすると痛くなることがあります。ポイントは難しくないので、ぜひ行って下さい。

詳しくは、You Tube、ロコトレ教室2020SLOCをご覧ください。私が、ロコトレ指導しています。

Q:何もしていないのに、急に足が脹れて激痛になりました

A:男性の方が、何もしていないのに急に足が痛くなって患部が腫れて熱を持っている場合、痛風の可能性が高いです。血液検査で尿酸値が高くなっていると痛風と診断されます。尿酸結晶による炎症に対して消炎鎮痛剤が効果的です。合わせて、尿酸値を下げる食事療法と薬物治療が行われます。

Q:朝、指がこわばり、節々の関節が痛みます

A:朝の指のこわばり、左右共に手指の関節が腫れて痛い、他の関節も痛くなる場合、関節リウマチの可能性が高いです。血液検査やエコー検査等で診断します。最近は、良い薬があり、早く治療開始できれば、痛みもコントロールできて関節変形を食い止めることができます。

Q:正しい姿勢にするにはどうすればいいですか

A:悪い座位姿勢の特徴は、骨盤後傾、頭部が前方にある、背中が丸まっているです。骨盤を立てて、頭のてっぺんにつけた糸をまっすぐ上に引っ張るイメージで伸び上がると良い座り姿勢になります。顎は出し過ぎず引き過ぎず、腰が反り過ぎて背中が腰より後ろにある時、腹を引っ込めます。

  

良い立位姿勢の方法は、頭のてっぺんにつけた糸をまっすぐ上に引っ張るイメージで、腹を引っ込めます。体を前後に傾けて、くるぶしの前2-5cmに重心がある位置で止まるといいです。

Q:痛い時は運動しない方がいいのでしょうか

A: 痛みは、体にケガ(組織損傷)が生じているという警告信号で、患部を治すために安静にしようという本能的反応を伴います。ですので、痛い時は動かさない方がいいと教えてもらわなくても誰もが知っているのです。足腰の痛みには、骨折などのケガや使い過ぎで炎症を生じて痛む時など動かさない方がいい場合と、日ごろ動かない生活をしているために体が固まって動きにくくなったことによる痛みなど動いた方がいい場合と、ガンの転移など動いても動かなくても痛さが変わらない場合があります。関節や筋肉は、動かない生活、動き過ぎた後、冷えた時、強い衝撃を受けた時、ストレスで身構えている時などでこわばってしまいます。関節や筋肉は、楽に動かすことができる範囲(可動域)があり、可動域を超える動きをすると痛みます。正常な方でも関節技をかけられると痛いです。こわばって可動域が減った関節や筋肉は、本来なら大丈夫な動きでも痛むようになります。特徴は、動き始めが痛いが、動いているうちに関節や筋肉がほぐれて、痛みが楽になることです。朝起きた時腰が痛いが、動いているうちに少しずつ楽になったり、立って歩き初めに膝が痛むが、歩いているうちに痛みがましになるのは、こわばって動きにくいために痛かったが、動くことによってほぐれて痛みがましになったと考えると合点がいくと思います。こわばりをとるには、自分で関節を動かすことが有効です。自分で動かそうと思って動かすと動きやすいモードになり、動かさないようにしようと思うと固まるモードになります。マッサージを受けて筋肉をほぐしても、動きやすいモードにはなりません。

Q:手足や首腰がどうして痛くなるのですか

A:1回の強い外力が加わったケガ(外傷)は、わかりやすいと思います。ケガしたときはその時に痛みを感じます。その時に痛みを感じずに後から痛くなることはほぼありません。内科の生活習慣病と同じように、その人の持って生まれた体質に日々の生活習慣の繰り返し負荷が加わることによって痛むようになることが多いです。スポーツで繰り返し負荷が加わって痛くなることをスポーツ障害といい、これは外傷ではありません。予防するためには、正しい姿勢で正しい使い方(動作)を行い、それを実行できる筋力と柔軟性を備えるよう日々体のメンテナンスが重要です。どんな使い方をしても壊れない道具はありません。それ以外には、手足、首腰の病気で痛くなることがあります。いずれにしても、きちっと診断した上で治療を始めることが重要です。

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